翻訳を発注する方のノウハウ集:記事詳細

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高品質な翻訳のポイント:ダブルクォーテーションとシングルクォーテーションの違いとは?

​​​​​​翻訳というのは、言葉を別の言語に書き換えるだけの作業ではありません。日本語にも句読点やカッコの使い方などに、さまざまな決まりがあるように、英語にも守るべきスタイルのルールがあります。翻訳会社が翻訳する際には、そういったルールにも配慮しながら翻訳することで、品質の高い翻訳物を仕上げていきます。お客様が翻訳会社の翻訳物をチェックされる際には、文章の内容に加え、スタイルのルールを考慮してチェックすることをおすすめいたします。

英語ネイティブから見て自然な文章になるように、翻訳者や英文ライター、編集者はいくつものポイントをチェックしています。今回はそれらの中から、引用符の「“ ”」(ダブルクォーテーション)と「‘ ’」(シングルクォーテーション)の使い方についてご説明しましょう。

目次[非表示]

  1. 1.① アメリカ式とイギリス式の引用符の表記
  2. 2.② 引用文の中の引用符
  3. 3.③ スマート引用符とストレート引用符
  4. 4.引用符の使い方まとめ
  5. 5.英語翻訳はアークコミュニケーションズにお任せください
  6. 6.関連サービス


① アメリカ式とイギリス式の引用符の表記

英語の引用符「“ ”」(ダブルクォーテーション)や「‘ ’」(シングルクォーテーション)は、文章を引用する場合、皮肉的な意味で単語を使う場合、書籍の章やアルバムの曲名などを記載する場合などに使います。日本語では、強調したい言葉をさまざまな種類の括弧で囲うことがありますが、英語では強調のために引用符を使うことはありません。翻訳した英語の中で、強調を意図して引用符を使うと、皮肉的な意味にとられてしまう可能性があります。

ダブルクォーテーションとシングルクォーテーションの使い分けについては、厳密なルールが定められているわけではありません。しかし、アメリカ英語ではダブルクォーテーションを使い、イギリス英語ではシングルクォーテーションを使うのが一般的、といった違いがあります(ただし、最近はイギリス英語がアメリカ英語の影響を受け、ダブルクォーテーションを使っていることも多くなっています)。

例)

・アメリカ英語:“Nice to meet you!”

・イギリス英語:‘Nice to meet you!’

② 引用文の中の引用符

引用符で囲まれた文の中でさらに引用符を使う場合、どのように表記すれば良いか悩ましいところです。日本語の場合は一般的に、「」(かぎかっこ)の中は『』(二重かぎかっこ)を使います。

英語の場合も同様に、引用符の中に引用符を用いる場合は、異なる種類の引用符を使います。アメリカ英語の場合はダブルクォーテーションで囲まれた文中にシングルクォーテーションを、イギリス英語は逆にシングルクォーテーションで囲まれた文中にダブルクォーテーションを用います。

例)

・アメリカ英語:“To say that ‘I don’t really like this’ is the same as saying ‘I really don’t like this’ would be a mistake,” said George.

・イギリス英語: ‘To say that “I don’t really like this” is the same as saying “I really don’t like this” would be a mistake’, said George.

③ スマート引用符とストレート引用符

英語の引用符には、曲がった引用符(スマート引用符)と、真っ直ぐな引用符(ストレート引用符)の2種類があります。かつてはスマート引用符のみが存在しましたが、タイプライターが登場した際に、キーの数が限られていたために、左右(引用文の始まりと終わり)の区別を無くしたストレート引用符が生まれたとされています。

手書きに加えてワードソフトやコンピュータのHTMLなど、さまざまなツールで文章が作られるようになった現代では、スマート引用符とストレート引用符はどちらを使っても特に問題ないとされています。

ただし、重要なポイントがひとつあります。それは、ひとつのドキュメントの中では、どちらの引用符を用いるのか統一する、ということです。細かいことのように思われるかもしれないですが、表記記号が統一されていると文章全体の品質も上がるので、ぜひご確認ください。

引用符の使い方まとめ

英文の引用符をチェックする際には、まずはアメリカ英語か、イギリス英語なのかを確認し、アメリカ英語の場合はダブルクォーテーション、イギリス英語の場合はシングルクォーテーションが用いられているかをチェックしましょう。

スマート引用符とストレート引用符については、どちらを使用しても問題はありませんが、どちらかに統一されているかをチェックしてみてください。

次回の記事では、引用符と句読点の位置について、ご紹介します。

英語翻訳はアークコミュニケーションズにお任せください

アークコミュニケーションズでは、記号の使い方や数の表記の仕方などといった英文のスタイルを統一するために「The Chicago Manual of Style」をベースに独自のスタイルガイドを策定しています。

<アークコミュニケーションズの英語翻訳実績>

・電子機器メーカー:「社外向け技術紹介冊子」日→英
・外資系企業:「毎月更新の社内報」日→英、英→日
・製薬会社:「GMP監査資料」日→英
・通信会社:「業務マニュアル」日→英
・薬品メーカー:「Webサイト」多言語化(日→英、中)
・国立大学:「Webサイト」日→英
・広告代理店:「Webサイト」日→英
・出版社:「京都観光案内」日→英
・インターネット通販会社:「料理レシピ」日→英

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